産後の抜け毛は何科を受診すべき?症状によって判断をしよう

産後の抜け毛は何科を受診?

産後の抜け毛はほとんどのママさんが経験すると聞いていたけれど、ごっそり抜ける状態が何ヶ月も続いてくるとなると、本当に治るのか心配になりますね。産後の抜け毛はひどい場合は受診する必要があります。いざ受診するとなると何科に行けばいいのか分からないですよね。抜け毛の状態によって受診する病院が変わってくるので、種類別にご説明していきます。

女性ホルモンの影響の場合は産婦人科・婦人科で受診を

産後の抜け毛はホルモンバランスの乱れによるものが主です。妊娠中に増加した女性ホルモンの一つのエストロゲンは髪の成長を促す役割があります。

妊娠中に抜ける予定だった髪の毛が産後に一気に抜けることで抜け毛が多くなっているのです。これらの抜け毛は女性ホルモンの影響なので、婦人科や産婦人科を受診するといいでしょう。

婦人科や産婦人科に行くと、ホルモンの影響で抜け毛が多いのか検査してもらうことが可能です。さらに抜け毛に加えて更年期障害の症状がでていた場合も婦人科・産婦人科での受診が必要です。

更年期障害は高齢の方のみならず、若い人でも陥る症状でもあるので、心当たりがある方は婦人科・産婦人科に行きましょう。

頭皮の状態が悪い場合は皮膚科へ

かゆみや赤みがある場合やかさかさ粉が吹いた場合、不快なべたべたが続く場合などは皮膚科を受診しましょう。

頭皮の炎症により抜け毛が増えているのか、甲状腺に関する病気なのか検査してもらうことができます。原因は何か把握することで今後の治療法に役立ちますし、自身の安心にもつながります。

皮膚炎の場合は皮膚科を受診しよう!

炎症がある場合は皮膚科を受診

炎症がある場合は皮膚科を受診

皮膚科の受診が必要な場合は次のような場合です。

①接触性皮膚炎のよる抜け毛

赤い湿疹ができ水ぶくれやニキビのようなものが出来てしまう接触性皮膚炎。原因は使っているシャンプーの刺激が強すぎる場合や頭皮の乾かし忘れなどが主な原因です。改善しても治らないという場合は頭皮に塗る塗り薬を処方してもらいます。

②マラセチア菌による脂性肌が原因の抜け毛

痛みが伴い赤く油分が分泌している状態はマラセチア菌による炎症です。マラセチア菌は皮脂を好み住みつく性質を持っているカビの一種です。

マラセチア菌はもともと人間に住み着いているものなので、普段は特に気にすることはありませんが、なんらかの原因で皮脂の分泌量が多くなり異常繁殖してしまうと、頭皮の炎症につながってしまいます。

原因としては皮脂のすすぎすぎによるものや、すすぎ残し、そして疲れや栄養不足などでも繁殖してしまうことがあります。

間違ったセルフケアをしている場合は、医師の指導のもと改善をしなければなりません。症状にもよりますが、塗り薬を処方してもらうこともできます。

③乾燥のしすぎによる抜け毛

頭皮が乾燥しすぎると、粉をふいて角質がはがれおち、脱皮したような状態になります。そして痒みが伴ったり、痛みが増したりするなど症状が出ます。シャンプーをするとひどく染みて痛みを感じてしまうこともあります。

そして皮膚のバリア機能がない状態なので新たな感染症になるリスクが上がります。ほとんどの原因は洗い過ぎによるもので、刺激が強いシャンプーなど肌に合わないものを何度も繰り返して使ってしまうことで乾燥が進んでしまうことがあります。

頭皮の乾燥はセルフケア用品が売ってあるので、軽度の症状であれば自身でケアをすることができますが、何度ケアをしても改善されない場合は皮膚科へ行き薬を処方してもらいましょう。

④アレルギー性の抜け毛

アレルギー性の場合自分に合わないものを特定することで頭皮の炎症を防ぐことが出来ます。原因は様々でダニやハウスダスト、シャンプーなどに含まれている化学物質などです。

特定することで原因を突き止め生活を変えることで治ります。アレルギー性のものは必ず皮膚科へ行って検査をしてもらいましょう。

甲状腺の病気による抜け毛?異常を感じたら内科へ

抜け毛の症状がある病気の一つで甲状腺機能低下症があります。甲状腺とはのどぼとけのところにある部分です。症状は抜け毛や頭皮の乾燥、むくみや目にくまができたり、低体温症など様々ですが、症状が軽く普段の生活にたまにあることから病気だと判断されにくいものでもあります。

甲状腺機能低下症が原因の抜け毛の治療法は甲状腺ホルモンの薬をのむことで抜け毛を改善します。薬を飲み続けることで、これらの主な症状は必ず治りますが、生涯の見続けなければならないものでもあります。自身の抜け毛のため、そして健康のために必要なことになります。

抜け毛が長く続き、セルフケアでは改善が見られない場合や、痛みなどがあってつらい場合は、これらの症状を自身で見分けて産婦人科か皮膚科、それか内科にかかるか判断して抜け毛対策に取り組んでください。

少しでも早く頭皮のつらさが減るよう願っています。