高齢出産は産後抜け毛の回復が遅くなる可能性も

高齢出産は抜け毛が治りにくい?!

高齢出産とは主に35歳以上の年齢で出産することを言いますが、出産を経験する年齢が高い程、若い頃よりもホルモンバランスの乱れが激しくなる傾向があるため産後の抜け毛の回復が遅くなる可能性があります。産後の抜け毛の主な原因はホルモンバランスによるもので、時間が経てば少しずつ回復していきますので、あまり心配はしないようにしましょう。

産後の抜け毛の主な原因はホルモンバランス

まずは産後の抜け毛の原因をおさらいしましょう。産後抜け毛の主な原因は、妊娠中に多く分泌された女性ホルモン「エストロゲン」が産後急激に減ることによります。

増毛作用のあるエストロゲンが急激に減少するため、増えていた髪が一気に抜け落ちるわけです。

エストロゲンが減って髪が抜け落ちていくのが大体2~3ヶ月間となります。

抜けた後の毛根はそのまま一旦休止期に入りますが、休止期が終わり、再び成長期に入って毛母細胞の分裂を開始するまでにもおよそ2~3ヶ月かかるため、産後抜け毛が始まってから自然に回復するまでの時間は約4~6ヶ月ほど、という計算になるわけです。

高齢出産の場合は抜け毛が治りにくい

しかし高齢出産の場合、この髪の回復期間が延びることがあります。

まず髪の生え変わりサイクル「成長期→退行期→休止期→成長期」は、加齢と共に乱れがちになるため、通常より成長期が短くなったり休止期が長くなったりして薄毛になりやすいことに加え、加齢と共にホルモンバランスも乱れやすくなります。

通常30才後半から閉経に向けて徐々に女性ホルモンは減少し始めるはずが、妊娠・出産によって急激に女性ホルモンが多く分泌され、出産後には一気に減少するというホルモンバランスの大きな変動に体がついていけないわけです。

こうして抜け毛に拍車がかかってしまいます。また出産の疲れが回復しにくいこと、育児の疲れが若い人より大きいことも髪の回復速度に影響を及ぼしているでしょう。

ストレスや疲れをためずにホルモンバランスを戻していこう

ストレスや疲れをためずに

ストレスや疲れをためずに

高齢出産の場合産後抜け毛の回復が遅く薄毛になりやすいのは致し方ないことなのですが、ゆっくりでもホルモンバランスが戻ってくれば髪もきちんと回復します。

むしろ怖いのは心配するあまり心因性の脱毛症になってしまうことです。心因性の脱毛症は産後抜け毛のように自然には治ってくれません。

それでストレスを溜めないこと、休息と栄養、十分な睡眠を摂ることを心がけ、できるだけ早くホルモンバランスを整えるようにしましょう。

育児はストレスや睡眠不足の元になるのは確かですが、無理をせず周りに協力してもらいながらゆったりとした気持ちで過ごすようにしてくださいね。

年々高齢で出産する女性が増える傾向にあります。精神的、金銭的なゆとりがある中での出産でメリットもありますが、体力や回復の面では20代の頃に出産するのとは違ってきてしまいます。

産後の抜け毛はホルモンバランスの乱れが原因なので時期が経てば回復しますが、加齢によってホルモンバランスが乱れやすくなっていると回復も時間がかかる場合があります。

あまり心配しすぎずに、栄養や休息をしっかりととり体を休ませてくださいね。気になる場合は外側からの頭皮のケアもしていくと良いでしょう。